安芸高田市長だった石丸伸二は2020年9月25日、SNSに「いびきをかいて、ゆうに30分は居眠りをする議員が1名」と投稿し、後にその議員が武岡隆文市議と判明した。武岡市議の居眠りは睡眠時無呼吸症候群による無症候性脳梗塞が原因だったが、石丸は2022年6月の本会議で武岡に対し「恥を知れ!恥を!」と声を荒らげ、この様子はSNSで拡散された。
これを機に武岡の自宅には嫌がらせの電話や注文していない品々の着払い送付が相次ぎ、留守番電話に「殺すぞ」というメッセージが残されたこともあった。武岡は「毎日、おびえながら過ごしていた」といい、体調を悪化させて入退院を繰り返し、2024年1月30日に68歳で死去した。2025年1月26日には妻も自ら命を絶った。石丸自身は本件の誹謗中傷について直接の見解を示していない。
出典
東京都知事選に出馬し、165万票余りの大量得票で2位に食い込む大健闘を見せた石丸伸二氏(41)。彼の認知度が爆上がりしたきっかけは、前職の広島県安芸高田市長時代の4年前、本会議中に居眠りをしたり、質問をしない市議に対し「恥を知れ」と声を荒らげたことだ。これがSNSで大バズリ。だが居眠りをした市議は当時、脳梗塞を患っていた。若手「改革派」市長に血祭りに上げられたことで、“老害”市議に対する批判や嫌がらせは家族まで巻き込んで続き、ストレスを極度にためた市議は胃に関する持病を悪化させ、今年1月、68歳でひっそりと息を引き取っていた。
【全2回(前編/後編)の前編】 1月、地域政党「再生の道」を旗揚げした石丸伸二氏(42)。…