2010年1月28日、長妻昭厚生労働大臣は参院予算委員会の答弁で、科学的根拠が否定されている代替療法「ホメオパシー」を漢方・鍼灸などと並ぶ伝統医学の一つとして位置づけると明言し、統合医療研究への予算計上に取り組む考えを示した。
背景には、鳩山由紀夫首相が同月の施政方針演説で西洋医学と伝統医学の「統合」推進を掲げたことがあり、厚労省は2月に「統合医療プロジェクトチーム」を設置してホメオパシーを検討対象に明記した。
同年8月、日本学術会議はホメオパシーについて「治療効果は科学的に明確に否定されている」との会長談話を発表し、政府がこれを政策的に容認する姿勢を示したことへの懸念が表明された。
出典
日本学術会議のホメオパシー否定談話を受け、鳩山由紀夫前首相の施政方針演説と長妻昭厚労相の国会答弁がホメオパシーを政府の統合医療政策に位置づけたことを批判する社説。
鳩山由紀夫首相の所信表明演説を受け厚労省が検討を始めた「統合医療」に催眠療法やホメオパシーが含まれていることの科学的根拠の乏しさを問う記事。
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