2026年7月22日
陸自の現地情報隊が法的根拠なく市民数千人分の思想信条情報を収集していた
陸上自衛隊中央情報隊の対外情報部門「現地情報隊」が、本来は海外での情報活動を任務とするにもかかわらず、日本人の大学教授やNPO法人代表ら市民を対象に「愛国心」「対自衛隊感情」「思想・信条」といった個人の内心に関する情報を法的根拠なく組織的に収集し、少なくとも数千人分を朝霞駐屯地内で保管・共有していたことが2026年7月22日、熊本日日新聞の取材で判明した。対象者への同意取得はなく、活動の目的や法的根拠も部隊内で示されたことがないと元隊員が証言。防衛相をはじめ政治家や官僚にも知らされておらず、シビリアンコントロールを逸脱している疑いがある。防衛省は「把握していない」としつつ「何らかの対応は行いたい」とした。
熊本日日新聞は8月5日、報告書に個人情報が記載されていたNPO法人代表の男性への取材で、メールの送受信履歴が実際のやりとりと一致するなど記載内容が本人の情報と符合することを確認した。
未解決
2026年6月23日
陸自駐屯地で自衛官が上司から女装強要等のハラスメントを受けPTSDで公務災害認定された
宮城県の陸上自衛隊駐屯地で、2006年9月の入隊直後から複数の上司に「女みたい」とからかわれ、飲み会での女装参加を強要されキスや体を触られるなどのハラスメントを長年受けた30代男性自衛官が、心的外傷後ストレス障害(PTSD)を発症し2026年6月18日付で公務災害に認定された。火の付いたたばこを胸に押しつけられる暴行や、整備工場のクレーンで数メートルの高さにつり上げられたこともあったという。男性は23日に記者会見し「希望の一歩だが、加害者の反省や処分はなく二次被害が続いている。自衛隊は改善すべきだ」と訴えた。
未解決
2026年6月7日
小坂竜太郎が育児休暇中に生後2か月の娘を殴り骨折させた疑いで逮捕された
陸上自衛隊・今津駐屯地(滋賀県高島市)所属の小坂竜太郎容疑者(27)は、育児休暇中の2026年6月7日、自宅で生後2か月の娘の左腕を殴る暴行を加え骨折させた疑いで逮捕された。「昼寝中に泣き出して睡眠時間を邪魔されたように感じ、カッとなって殴った」と容疑を認めている。娘は入院して治療を受け、命に別状はないとされた。
未解決
2026年4月29日
好戦的なエレファントが銃を持ったロゴを自衛隊が作成
2026年4月29日、陸上自衛隊第1師団第1普通科連隊第4中隊(東京都練馬区)が、迷彩服を着たゾウが小銃を持ち頭蓋骨や青い炎を配したロゴをXに投稿した。隊員が生成AI「ChatGPT」に「ゾウ」「かっこいい」「青い炎」などの言葉を入力して作成し、中隊長・連隊長の許可を得て公開したものだった。
投稿には「好戦的」「悪趣味」との批判が相次ぎ、5月2日に連隊は「国民により適切に部隊を理解・親しんでもらう観点を重視すべき」として使用中止を発表し投稿を削除した。
謝罪はなく、新デザインを検討するとした。
撤回のみ
2026年4月21日
自衛隊員3人死亡の戦車事故
2026年4月21日午前8時40分ごろ、大分県の陸上自衛隊日出生台演習場で実弾射撃訓練中だった陸上自衛隊西部方面戦車隊の10式戦車の砲塔内で、120ミリ対戦車砲弾が破裂した。乗員4人のうち戦車長・浜辺健太郎2等陸曹(45)、砲手・高山新吾3等陸曹(31)、安全係・金井効三3等陸曹(30)が死亡し、操縦手の女性隊員(21)が重傷を負った。
陸自は同日、同型の砲弾を使う90式戦車の射撃訓練も中止し、西部方面総監部に事故調査委員会を設置して原因究明にあたっている。死亡した3人は同日付で特別昇任した。
継続中
2026年3月24日
陸自隊員が刃物を持って中国大使館の敷地に侵入し逮捕される
2026年3月24日午前、宮崎県の陸上自衛隊えびの駐屯地に勤務する3等陸尉(23)が、東京都港区の在日中国大使館の塀を乗り越えて敷地内に侵入し、刃渡り約18センチの刃物を所持していたとして建造物侵入容疑で逮捕された。
本人は「(中国側に)強硬な発言を控えてほしかった」「大使の前で自決して相手を驚かせようとした」という趣旨の供述をしており、高市早苗首相の台湾有事関連答弁(2025年11月)に対する中国側の反発を念頭に置いていたとみられる。
中国外務省は「ウィーン条約上の義務を真摯に履行していない」と日本側を非難したが、日本の警察は建造物侵入容疑での立件にとどまり「殺人未遂」等の容疑では立件していない。
未解決
2026年3月5日
自称元自衛隊員が中国大使館に脅迫状送信
在日中国大使館は、2026年3月5日に「元警察官と元自衛隊員からなる組織」を自称する送り主から、大使館・領事館の襲撃を示唆する脅迫状を受け取ったと公表した。大使館はこれを警察に通報したが、日本側は重視せず有効な対応を取らなかったとしている。
中国大使館はその後も3月24日の現役自衛官による敷地侵入事件([[陸自隊員が刃物を持って中国大使館の敷地に侵入し逮捕される]])、3月31日の「即応予備自衛官」を自称する人物からの爆弾設置脅迫が相次いだと主張し、一連の脅迫を「極めて悪質」と批判した。
なお、脅迫状の送り主が実際に自衛隊員(経験者)であったかどうかは、2026年6月時点で日本の警察により確認・立件されておらず、自衛隊との関係は中国大使館側の主張にとどまる。
未解決
2026年1月
陸上自衛官と会社員が空き家から金のインゴットを盗み罪を認める
陸上自衛隊北熊本駐屯地所属の陸士長(22、休職中)と友人の会社員(22)が、2026年1月5〜11日の間に佐賀市の空き家に侵入し、金のインゴット(100グラム、買い取り価格248万円)を盗んだ。会社員が買い取り業者に売却して得た金を借金返済に、自衛官は分け前をパチンコ代や食費に充てた。2026年6月18日、佐賀地裁での初公判で2人とも起訴内容(邸宅侵入・窃盗)を認めた。
未解決
2023年12月19日
海自海曹2人が部下をからかい自殺に追い込んだとして停職処分
2023年12月19日、航海中の輸送艦「おおすみ」の執務室で、ロープの結び方を練習していた隊員に対し、40代の2等海曹が「それで給料多くもらえていいな。何も出来ていないのに、もらえていいな」と発言し、同席した40代の1等海曹も同調する発言をした。隊員は執務室を飛び出し、約10分後に倉庫内で死亡した状態で発見された。海自呉地方総監部は2人の発言が自殺の要因になったとして、2等海曹を停職7カ月、1等海曹を停職6カ月の懲戒処分とした。
未解決
2023年5月
海自海曹が別の隊員に暴行を伴う指導をした
2023年5月、輸送艦「おおすみ」の40代の2等海曹が、別の隊員に対して暴行を伴う指導を行った。海自呉地方総監部はこの件も含め、2等海曹を停職7カ月の懲戒処分とした。
未解決