2019年4月25日、フロリダ州キー・ラーゴでオートパイロット搭載のテスラModel Sが、運転手が落とした携帯電話を拾おうとして注意散漫になる中、時速約113kmで別の車に衝突。ナイベル・ベナビデス氏(22歳)が死亡、ディロン・アングロ氏が脳損傷などの重傷を負った。
2025年8月1日、フロリダ州の陪審はオートパイロットの設計(高速道路専用に設計しながら他の道路での使用を制限しなかった点)に欠陥があったと認定し、運転手67%・テスラ33%の責任配分のもと、テスラに補償的損害賠償4,300万ドルと懲罰的損害賠償2億ドル、合計2億4300万ドルの支払いを命じた。第三者が死亡したオートパイロット事故で陪審がテスラの部分的責任を認めた初のケースとされる。テスラは控訴する方針を示した。
事故直前3ヶ月間、運転手はオートパイロットから23回の警告(ストライクアウト)を受けており、事故5日前には3時間で9回もの警告が記録されていた。
出典
2025年8月1日、フロリダ州の陪審員団がテスラに対し3億2,900万ドル(約329億円)の損害賠償支払いを命令。2019年のオートパイロット搭載車による死亡事故で、テスラが部分的責任を負うと認定された初の判決。運転手に67%、テスラに33%の責任を割り当て、自動運転技術の設計欠陥を認定した画期的な判決として注目。