畝本直美検事総長は2024年10月8日、静岡一家4人殺害事件で袴田巌さんに再審無罪判決が出たことを受けた控訴断念談話で、判決が有罪の根拠「5点の衣類」を捜査機関のねつ造と認定した点に「強い不満を抱かざるを得ない」と表明した。袴田さん側はこの談話が実質的に袴田さんを犯人視するものだとして、2025年9月11日に550万円の損害賠償と謝罪広告掲載を求め国を提訴。国は「犯人視したわけではない」として争う姿勢を示している。畝本氏は2026年8月12日の退任会見でも同様の釈明を繰り返し、袴田さんの弁護団は「苦し紛れの言い訳に過ぎない」と批判した。
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1966年の静岡県一家4人殺害事件で袴田巌さんに再審無罪判決が言い渡されたことを受け、畝本直美検事総長は2024年10月8日、控訴しないとする談話を発表。判決が「5点の衣類」を捜査機関のねつ造と断じたことに「強い不満を抱かざるを得ない」と表明した。
袴田巌さんが、畝本直美検事総長が2024年10月に発表した控訴断念談話により名誉を毀損されたとして、2025年9月11日、国に550万円の損害賠償と謝罪広告掲載を求め静岡地裁に提訴した。
袴田巌さんが畝本直美検事総長の談話を巡り国に損害賠償を求めた訴訟の第1回口頭弁論が2026年3月26日、静岡地裁で開かれ、国は請求棄却を求めて争う姿勢を示した。
畝本直美検事総長が2026年8月12日の退任会見で、袴田巌さんを巡る検事総長談話について「犯人視したものではない」と改めて釈明した。袴田さんの弁護団は「苦し紛れの言い訳に過ぎない」と批判した。