2024年4月、シドニー西部のアッシリア正教会で聖職者が刃物で襲撃され頭部に負傷する事件が起き、教会外では暴動も発生した。オーストラリアのネット安全委員会(eSafety Commissioner)は事件の映像について「極度の暴力的内容」を理由に世界規模での削除命令を出したが、マスク率いるXはこれに従わず「オーストラリア法の適用範囲外」だとして法的異議を唱えた。
豪当局はXを提訴し裁判所は一時的な差し止めを認めたものの、2024年5月13日に判事はグローバル差し止め命令を撤回、同年6月にeセーフティ委員は法廷闘争の続行を断念した。アルバニージー豪首相は「削除命令に従わないことは異常」とマスクを批判したが、Xは最終的に映像を削除しないまま押し通した。
出典
シドニーの教会での刺傷事件の映像削除命令にXが従わず法廷闘争に発展したことを受け、豪首相がマスク氏を批判したことを報じる記事。