国土交通政務官だった簗和生衆院議員は2018年4月11日、政治的に距離のある斎藤淳一郎市長の矢板市が環境省補助で建てた「エコモデルハウス」の運営見直しを進める中、同省職員を議員会館に呼んで聴取し、「市は本来の目的とは違う、利益を優先した使用方法しか考えていない」「環境省としてスタンスは変えず、対外的に説明できるようにしておくべきだ」と伝えた。元市幹部はその後同省の対応が後ろ向きになったと証言し、市議会は「政治介入の疑義」として百条委員会を設置したが、報告書は両論併記となった。簗氏は「地元国会議員の責務として通常の確認を行ったまで。一点の曇りもない」と主張し、環境省も指示とは受け取っていないとした。
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衆院栃木3区を地盤とする簗和生(やなかずお)農相(比例代表北関東ブロック、6期)が、那須烏山市と那珂川町の道路予算を削減したと発言した問題。簗氏は発言を撤回したが、国土交通省への働き掛けについては一貫して否定している。だが、簗氏は2018年にも地元事業への「不自然な関与」が疑われたことがあった。選挙区内の矢板市の事業を巡り、簗氏が所管する環境省に接触し、市議会から「政治介入」と反発されていた。当時の市長は簗氏と政治的に対立関係にあり、「予算カット」発言の構図とも重なる。