刑法学者の松宮孝明・立命館大学特任教授は2026年7月4日、京都民報Webのインタビューで国旗損壊処罰法案を「立法の必要性もない、違憲の法案」と批判した。
外国国章損壊罪は外交上の危機管理を目的とする規定で保護法益が異なり「不均衡」の是正という立法理由は成り立たないこと、日の丸には独・伊・仏の国旗侮辱罪が保護する民主主義体制の象徴という意味がなく戦前の侵略戦争の旗印とされた歴史があること、内心の表れを処罰する以上は憲法21条の表現の自由を侵害することを指摘した。
日の丸を掲げるヘイトデモへの抗議行動が「国旗を汚した」として処罰される乱用の危険性にも言及し、法案の撤回を求めた。
出典
刑法学者の松宮孝明・立命館大学特任教授が、国旗損壊処罰法案を「立法の必要性もない、違憲の法案」と批判するインタビュー。外国国章損壊罪との保護法益の違い、日の丸の歴史的背景、表現の自由侵害、ヘイトデモでの乱用懸念などを指摘した。