1998〜99年に小渕内閣で官房長官を務めた野中広務は、2010年4月下旬のTBS系番組や沖縄県での講演で、官房機密費の使い道の一つとして、政治評論をしている人たちに盆暮れに500万円ずつ届けていたと明かした。受け取りを拒否した評論家として田原総一朗の名前だけを挙げた。
証言を受け、共産党の塩川鉄也衆院議員は2010年6月、歴代政権が機密費を政界・マスコミ工作に使ってきた実態の調査と使途の公開を求める質問主意書を菅直人内閣に提出した。
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官房機密費を政治評論家に配った――野中広務・元官房長官のこんな発言が波紋を広げている。「政治と金」を厳しく追及してきたはずのマスコミの側に「マスコミと金」の問題が急浮上した形だ。政治部記者の「接待」を機密費で面倒みたと話す、かつて小沢一郎氏(現・民主党幹事長)の懐刀といわれた平野貞夫・元参院議員(74)に話を聞いた。接待うけた記者がその後出世していった辞める直前の細川護煕首相(当時)から「お世話に