高市早苗首相は2026年10月5日、臨時国会の所信表明演説で「私を貫く志は経世済民。世を経め、民を済う」と述べ、経済の力で国民の暮らしを守る決意を示した。国民を為政者が「済う(すくう)」対象と位置づける表現は、主権者である国民を見下す上から目線のものと受け止められ、SNSでは「どれだけ上から目線なの」など不快感を示す投稿が相次いだ。一方、首相が2月の衆院選で「悲願」として公約した食料品消費税ゼロは、選挙大勝後に税率1%への引き下げ(1%分は給付で実質ゼロ)へと後退し、所信表明の時点でも実施されていない。
出典
第222回臨時国会召集日に高市首相が行った所信表明演説を紹介する自民党機関紙「自由民主」第3189号の発行案内。
臨時国会での高市首相の所信表明演説に登場した「志」をめぐる言葉に、SNSで不快感を示す投稿が相次いだことを伝えるライブドアニュースのトピック記事(Smart FLASH記事の要約)。
高市首相が飲食料品の消費税率を8%から1%に下げる方針を指示したことについて、財源や物価高対策としての効果に疑問を呈する北海道新聞の社説。