「予算カット」発言とシャトルバス無料送迎疑惑を巡り、簗和生農相は2026年10月13・14日の衆院予算委員会で、国交省幹部への問い合わせについて「記憶や記録を持ち合わせていない」、送迎問題について「法令にのっとり適切に対処している」と答弁するにとどまった。高市早苗首相は同委員会の答弁で予算カット発言を「本当に不適切で、本当にダサい」と評した。
簗氏は14日夜に辞表を提出し、農林水産相(国務大臣)の職を辞任した(衆院議員の職は辞していない)。高市内閣発足後初の閣僚辞任で、首相は「任命責任を重く受け止めている」と述べたが、自身の処分など任命責任の具体的な取り方は示さなかった。
辞任は大臣職を退いたものであり、道路予算が減額された那須烏山市・那珂川町(簗氏を支援した首長の自治体では増額)の配分の見直しや、両市町への補償等の措置は示されていない。
出典
高市早苗首相が初めて、閣僚の更迭に追い込まれた。「能力主義」とうたった内閣改造から1カ月。簗(やな)和生農林水産相の問題が発覚した当初、政権は楽観していたが、問題の大きさを見誤って対応が後手に回った…